歴史探訪の旅①~横須賀城址~

本日のブログは「ゴルフ馬鹿」さんからです。
お城に関するお話になります(*´ω`*)


今回は、掛川市にある、よく行くショートコースのすぐ近くにある、石垣が素敵なお城を紹介します。
掛川のお城といえば、江戸末期に建造された二の丸御殿が有名な掛川城、「高天神を制する者は遠州を制す」と謳われた難攻不落の山城、高天神城が有名ですが、石垣マニアにとっては、今回紹介する横須賀城も心揺さぶられるものがあるかもしれません。
場所は、国道150号線、旧大須賀町にあるイオンタウンの少し北側になります。築城は1578~1580年。徳川家康が、武田勝頼によって奪われた高天神城の奪還の拠点とすべく、家来の大須賀康高なる人物に命じて作られたお城です。小笠山系産出の河原石を積み上げた玉石積みの石垣が特徴的です。高天神城は1581年に落城して廃城になりますが、横須賀城はその後、江戸時代末期まで近隣支配の拠点となります。
今回は西の門にある駐車場に車を止めました。駐車場のそばには案内板があり、駐車場から少し北側に行くと本丸が望めます。



本丸は少し小高い場所にある平山城になります。
江戸時代に本丸、天守があった場所からの眺めです。


あいにくの天気で海は見えませんでした(涙)。江戸時代は城のすぐそばまで入り江が迫っていたようです。
天守から南に下っていくと壮大な石垣が見られます。


築城当時の本丸は、現在の天守の北東側、松尾山と呼ばれる場所にあったようで、江戸時代には北の丸になっていたようです。


当日は蝉の鳴き声がこだましていました。北の丸は広場になっています。


ゴルフの練習にも良さそうな場所です。
30分ほどの散策で回れる小さな城ですが、趣があるので、ショートコースにいった時にはよく立ち寄ります。皆様も、近くに行った際には立ち寄ってはどうでしょう。