30数年「人生を振り返って!」

今週のブログは「ファイヤーマン」さんからです。
ご自身のペンネームの由来についてですよ♪

寒い日が続き、季節も秋から冬に変化していく時期に入りました。
今日は、私のペンネームの由来のお話をします。
話しは、30数年前にさかのぼります。地元のお祭り関係の大先輩方からの「ボランティア団体に入って一緒に活動してくれないか?」という問いかけが1番最初の始まりでした。話しを聞いていくうちに「もしかして、消防団?」と、逆に叫んでしまいました。
ついに自分のとこにも白羽の矢が立ったかぁ。と、心の中で叫びました。
「少し考えさせてください。」と答えたのですが、言っている間に「明日、○○時に分団庁舎に来て」と半ば強引に言われてしまい、話しは終わりました。
両親に相談したところ、母親が笑みを浮かべて「協力するから頑張ってやってみな」と思いがけない答えが返ってきました。その言葉を聞き、何かつっかえていた物が一気に吹っ飛んだ感で訳も分からず何となく入団した記憶があります。
私の亡き叔父(母の兄)が私が小学校4~5年生の時に病気で亡くなったのですが、叔父は消防団に入団していて、分団長を歴任し方面隊長に昇進し、亡くなった際には「副団長に昇進した」という裏話を、私が入団してしばらく経ってから母親から聞かされました。
今でも忘れませんが、サイレンを鳴らしながら走るポンプ車(消防車)の中で着替えをしながら向かった「入団して初めての実火災」を経験した時は、現場に到着すると興奮して手足が震えていた事を今でも鮮明に覚えています。
そんな経験を積み重ね30数年今でも現役で活動しています。(笑)
実火災で火災現場に出場するには、全ての機械器具の操作や放水の仕方、危険予知など頭と体で覚える事が沢山あります。実際10年選手でベテランになっても、火災現場に行くと頭が真っ白になって何も出来なくなってしまう人もいます。
実火災の場数を踏むのは良い事ではないのですが、やはり身の危険が伴う事なので、経験を積み重ね冷静沈着に状況を把握して行動をしていかなくてはなりません。
そのため日々訓練を積み重ね有事の際には、自分自身はもちろん、仲間の身の安全を確保しながら災害に立ち向かって行きます。

・ポンプ車


・可搬ポンプ


・放水

近年は、火災だけでなく水害や台風などの災害にも出場する事もあります。今後も住民の命と財産を守っていく使命を誇りに持ち訓練を重ね精進していきたいと思います。今では消防団に入団出来、普通では経験出来ない貴重な体験をして、その体験が今となっては役に立っています。
何事にでも1歩踏み込んでチャレンジしてみる価値はある。それによって人生観が変わるかも・・・・・。